現代では、インターネットを使うのは当たり前になってきていますね。
しかし「インターネットって何?」と聞かれると、意外と説明するのは難しいと思います。
今回はインターネットについて仕組みや使い方、安全に使うために大切なことを分かりやすく解説していきます。
インターネットは一言でいうと「世界中のコンピューターをつなげた巨大なネットワーク」のことです。
コンピューターというと、研究所にあるような電子機器を思い浮かべてしまいますよね。
しかしここでいうコンピューターには、私たちが普段使っているパソコンやスマホ、ゲーム機なども含まれています。
インターネットは世界中のコンピューターがつながっているネットワークです。どこにいても遠くにいる相手にメールを送ったり海外のホームページを見たりすることができるのです。
前章でインターネットとは「世界中のコンピューターをつなげた巨大なネットワーク」と解説しました。
ここでいう「ネットワーク」とはいくつものコンピューターをつなげてお互いに情報交換ができるようにした仕組みのことです。
例えば、A社のなかで各社員同士のパソコンで情報交換が出来るようにコンピューターをつなげネットワークを作ります。次に取引先のB社とネットワークをつなげ情報交換ができるようにします。このように、さまざまな場所とネットワークを作っていくことで世界中とつながることができます。
それではインターネットを使ってできることってどんなことがあるでしょうか?
ここでは、一般的な使い方をくわしく解説していきます。
検索エンジンとは「Google」や「Yahoo!」のこと、と言えば分かりやすいですね。
インターネット上の情報を検索するシステムを検索エンジンといいます。
例えば鰻の美味しいお店を調べたい時には「地名 鰻 おすすめ」、目的地の最寄駅を調べたい時には「〇〇 最寄駅」などキーワードを入力して検索をすることで目的の情報に
最近よく利用されるようになってきた「チャット」を知っていますか?
「チャット」とは本来「おしゃべり」という意味の言葉です。
おしゃべりのイメージから分かるように、インターネットでお互いにおしゃべりをしているように文字で会話をすることを「チャット」といいます。
ほとんどの方が使用している「LINE」、そして「Slack」や「Chatwork」といったチャットツールは、近頃多くの企業で使われるようになってきているようです。このようなメールやチャットなどインターネットを使った文章でのやり取りは多くの人に重宝されています。
SNSとは、Social Networking Serviceの略です。
フェイスブックやインスタグラムなどのことで、インターネット上でコミュニケーションをとる場所です。
SNSを利用することで世界中の人とコミュニケーションを取ることができます。
一番身近なのは「YouTube」ですね。動画を無料で見たり、投稿したりすることができます。
またTVerなどの動画配信サービスで、見逃したテレビ番組や昔の映画を見ることもできます。
食品や洋服、雑貨などのあらゆる商品がインターネットで購入することができます。また、ウーバーイーツなどのデリバリーサービスもあります。
メルカリなどインターネット上のフリーマーケットは使わなくなった洋服や雑貨を販売することができ、近年利用者も増加しています。
検索エンジンやSNS、商品の売買などインターネットがあればより便利で快適な生活を送ることができます。
ただしインターネットは使い方を誤ると思わぬトラブルに発展したり、人間と同じようにウイルスに感染したりといった注意点もあります。
それでは、インターネットを安全に使う方法を解説しましょう。
知りたい情報を検索すると、たくさんの検索結果が表示されますね。
この中の情報がすべて正しいと信じてしまってはいけません。中には、あいまいで根拠のない情報もたくさんあると認識しておきましょう。
例えば、新型コロナウイルスの流行初期に「○○が品薄になるから早く買いに走った方がいい」と、根拠が不明な情報が拡散されたのは記憶に新しいかと思います。その度に多くの人がその商品を買いに走り、店側も欠品のクレーム対応で困っているという状況が続きました。
こういった悪意のある情報を流す人も悪いのですが、その情報を見た人々もきちんと情報を確認することが大切です。
個人情報とは、名前・性別・年齢・住所・勤務先や学校名などのことです。
インターネットを使用している人すべてが善人とは限りません。個人情報を悪用される可能性も十分あると認識し、個人情報をむやみに公表することは避けましょう。
例えば、フェイスブックやインスタグラムに投稿した写真から自宅を知られてストーカー被害にあうといった事例もあります。
フェイスブックなどの自己紹介ページに個人情報を載せると、迷惑メールや嫌がらせのメールが届くこともあります。最悪の場合、生年月日などからクレジット情報を盗まれる可能性もあるのです。
まず、コンピューターのウイルスとはどのようなものなのでしょうか。
人は外出したり誰かと会ったりして体の中に風邪のウイルスが侵入することで、そのウイルスが悪さをして熱が出たりのどが痛くなったりしますよね。
コンピュータのウイルスも風邪のウイルスと似ています。
例えば、パソコンで悪質な詐欺メールやホームページの閲覧を通してウイルスがパソコンのコンピューターの中に入り込み、悪さをしてパソコンの動作をおかしくしてしまうといったケースも増えています。
詐欺メールの例として「荷物をお届けにあがりましたが不在でした」といった内容に、不審なURLが添えてある、といったものがあります。心当たりのないものはむやみに開かないようにしましょう。
このウイルスが行う悪さはパソコンが起動できなくなったり、個人情報を盗み取るような悪質なものもあります。
また、ウイルスに感染したまま友達にメールを送ると、人が風邪をうつしてしまうのと同じようにその友達のパソコンもコンピューターウイルスに感染してしまうのです。
怪しいメール内のリンクはクリックしない、ウイルスバスターなどのコンピューター感染対策グッズを使用するといった対策を行うことをおすすめします。
いかがでしたか?
インターネットの正しい知識を知り、便利で快適な生活が送れるようになると良いですね!