Webの担当者は、誰もが専門知識に詳しいとは限りません。つい最近まで営業をしていた人が担当になることだってあり得る話です。
この記事では、Web担当者ならマストで知っておくべきワードを10個に厳選してご紹介。
インプットを元に実践頂ければ、お問い合わせの度に焦ることも激減するはずです!
Webサイトとホームページの違いは、文章や音楽、動画などを複数ページにわたって掲載する場所の総称が「Webサイト」。
一方で、ホームページは「Webサイト」のトップページを指したり、ブラウザで最初に開いたページを指します。
近年では、例えばある企業の公式Webサイトのことをホームページと呼ぶことも多々あり、どちらで呼んでも間違いではないとも言えます。
自サイトにアクセスした閲覧者の情報、行動について調査すること。使用するには、あらかじめ設定する必要があります。アクセス解析ツールを用い、いつ何人が訪れたか、サイト内でどのような行動をして申し込みに至ったかなどを知ることができます。
ホームページをマーケティングの目的に使う場合は欠かせないデータになるので、Web担当者には必須といえるでしょう。
代表的なツールとしてはGoogleアナリティクスがあります。無料版でも十分高機能な優れものです。
Search Engine Optimizationの検索エンジン最適化の略称で、検索エンジンにおいてキーワードを検索した際、特定のWebサイトが上位に表示されるように対策を施すことをいいます。
SEO対策をしない場合、どんなにブログやお知らせの更新をがんばっても自分のホームページが検索結果に表示されない場合があります。アクセス増加に直結する部分なので、Web担当者には必須の知識といえるでしょう。
Google、Yahoo!などで検索された時に表示されるページの順位として使われることが多いです。
SNSやYoutubeでは閲覧履歴や、やり取りの履歴をもとに表示される情報が変わるのですが、これを決定づけているのもアルゴリズムです。具体的な仕様は非公開となっています。
情報や通信を提供する大元のコンピューターのこと。
「ビールサーバー」という言葉があるように、何かをサーブ(提供)するものを指す言葉でもあります。メールサーバーや、ファイルサーバーなどが代表的です。 ユーザーがブラウザから「ホームページを見たい」というリクエストをした時にページの情報を送信する役割をもちます。
レンタルサーバーのように物理的に存在するものから、仮想空間(クラウド上のサーバー)があります。クラウドコンピューティングの代表にはAmazonが提供しているAWS(Amazon Web Services)などがあります。
インターネット上に存在するホームページには、URLがあります。そのURLの中にドメインが含まれており、いわば「インターネット上の住所」のようなものです。
ホームページの数だけドメインがあり、例として【https://www.stu.com】
上記のようなURLのWebサイトの場合、【stu.com】の部分がドメイン名となります。
サーバーとドメインの関係は、こちらの記事にも詳しく紹介しています。
関連記事:【初心者向け】基礎からわかる会社ホームページの作り方
Google chrome や Edge、Safariなど、WEBサイトを閲覧するためのソフトウェアのこと。
それぞれのブラウザごとに特徴が異なり、ウェブサイトはブラウザによって見え方が異なってくることがあるため、社内で情報を共有しながら業務を進行する際は、メインのブラウザを決めておくことが大切です。
キャッシュとは、データを一時的に保存しておく仕組みのこと。
ホームページを開く時にキャッシュが遷移先の情報を読み取ることで間違いなくアクセスができるほか、「読み込み時間」を短縮されるメリットもあります。
キャッシュと同じようにブラウザ上にデータを一時的に保存する仕組みとして「Cookie」も知られていますが、Cookieとキャッシュは異なる機能です。
Cookie(クッキー)とは、Webサイトに訪問したユーザーが入力した情報や閲覧履歴を保存するための仕組みのこと。
ECサイトのショッピングカートに入れた商品データや、ログインID・パスワード情報などを保存でき、一度Webサイトを離れても、その情報が失われないようにできます。
ECとはelectronic commerceの略語で、主にネットでの小売販売サイトのこと。
代表的な例では、Amazonや楽天があります。
通販がネット販売サイトだけでなくカタログやTVショッピングを含むのに対し、ECはネット販売サイトのみを指す、という違いがあります。
ECサイトについてはこちらの記事で詳しく解説しています。
関連記事:ECサイトとは?言葉の意味を知ってビジネスに役立てよう!
『Content Management System』の略で、更新システムのことを意味します。
Web制作の専門知識がない方でも簡単に情報を更新できるため、更新頻度が高いサイトで使われるケースが多い傾向です。
メジャーなCMSの代表には「Word Press」が挙げられます。ブログのイメージが先行するかもしれませんが、ホームページとして使うこともでき汎用性が高いのもメリットのひとつです。
Web用語を正しく理解して仕事に生かそう
Webに関する用語は数えきれないほどあり、ご紹介したのは一例に過ぎません。
また時代とともに意味合いが変わってくる場合もあるので、Web担当の方は特に知識のアップデートも必要です。
聞きなれない言葉はイメージがつきにくいかもしれませんが、関連する用語と併せて学ぶことで理解が深まります。マーケティングにご興味のある方は、こちらの記事も併せてご覧ください。
関連記事:マーケティングに必須なWeb用語をやさしく解説!すぐに役立つ10個のワード