【初心者向け】 ホームページの原稿って、何から考えればいいの?

ホームページの作成にあたって、原稿作りに頭を悩ます経営者は少なくありません。

本記事では、初めてホームページを制作する人でも簡単に原稿を考えられる方法をご紹介します。

「文章は苦手」

「何から考えて良いのか分からない」

「時間がない」

そのような課題にぶつかっている方でも、記事を読み終わる頃には、原稿の考え方に道筋が開けるはずです。

 

 

ホームページ制作には「原稿」が必要

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新しくホームページを制作したり、リニューアルしたりする際には、ホームページ上に記載する内容の「原稿」を企業側が準備する必要があります。

サイト全体のデザインはwebデザイナーに任せることができますが、サイトに掲載する文章や内容は、その企業に詳しい人物が考えることで本当の魅力を伝えられるためです。

ホームページは、企業の魅力を伝える営業マンを代行する存在と考えてみましょう。

  • 企業(あるいは商品)の特徴は何か
  • 顧客にどんなメリットがあるか
  • 他社よりも優れているポイントはどこか

など、営業マンが話している内容を、インターネット上で誰にでも見てもらえる仕組みがホームページです。

そのため、企業についてしっかり把握している人でなければ、原稿を考えることはできません。

 

とはいえ、文章やプレゼンテーションで表現することに慣れていない方にとって、原稿を考えることは簡単ではありませんよね。

ホームページの原稿作りは、文章力や構成力に自信がない方でも問題ありません。

抑えるべき3つのポイントを順に整理していくことで、顧客に自社の魅力を伝えられるホームページの原稿を作成できます。

 

ホームページ原稿作りの3つのポイント

  1. ホームページの「目的」を明確にする
  2. ホームページを「誰に見てもらいたいか」を明確にする
  3. ホームページの「基本的な構成」を理解する

 

ポイント1 ホームページの「目的」を明確にする

最初のポイントは、ホームページの目的を明確にすることです。

目的が明確になると、伝えるべき内容の指標がはっきりします。

 

例えば、同じ業種の企業であっても、目的によって、全く異なる見せ方のホームページになります。

「より多くの人に企業を認知してほしい」という目的ならば、企業のコンセプトをわかりやすく伝えられる項目が重要です。

 

「主力商品をアピールしたい」という目的ならば、商品の特徴やこだわりのポイントが細かく伝わる項目に重きを置くべきでしょう。 まずは、ホームページ制作によって何を叶えたいかを考えることが、原稿作りの近道になります

 

ポイント2 ホームページを「誰に見てもらいたいか」を明確にする

ホームページの目的が明確になったら、次に、「誰に見てもらいたいか」を考えます。

メッセージを伝えたい相手を具体的にイメージすると、どんな文章なら伝わりやすいかを考えやすくなります。

ホームページを見てもらいたい相手のイメージは、顧客のターゲット層と考えられます。

例えば、飲食店の集客を目的にしたホームページを制作するのであれば

  • ファミリー層
  • ランチの来客
  • 〇〇線沿線エリア

など、集客したい人物像が見えてくるでしょう。

あとは、メッセージを受け取って欲しい相手にとってどのような情報なら有益と感じてもらえるだろうか、と考えていくと、ホームページに備えるべき内容も見えてきます。

 

また、伝えたい相手の人物像を明確にすることは、プロのライターが文章を書くときに必ず行う「ペルソナ設定」という方法があります。

ペルソナ(伝えたい相手の人物像)が明確になったら、制作側にも共有しましょう。 サイトのデザインにも反映させることができます。

 

ポイント3 ホームページの「基本的な構成」を理解する

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3つ目のポイントは、ホームページの「基本的な構成」を理解することです。

原稿作成の最後のステップは、伝えるべき文章を、ホームページのどこにどのような順で掲載するかを考える作業です。

ホームページの基本的な構成を知っていれば、伝えたい内容をパズルのように当てはめていくことができます。

初めてホームページを制作する場合は、「ページタイトル」「ブロック」「見出し」「説明文」の4つで成り立つシンプルな構成を知っておくと便利です。 

 

■ページタイトル

ホームページは、いくつかのページで構成されています。

サイトを訪れた人が欲しい情報に迷わずたどり着けるよう、各ページのタイトルをわかりやすく設定しましょう。

例えば、【企業情報】【料金ページ】【スタッフ紹介】などです。

 

■ブロック

各ページの中は、内容をブロック分けして、わかりやすく掲載しましょう。

例えば、【企業情報】ページの中は、【社長挨拶】のブロック、【企業理念】のブロック、【沿革】のブロックと分けることができます。

ブロック分けされていると、読み手は、複数の内容でも分かりやすく、知りたい内容に簡単にたどり着くことができます。

 

■見出し

各ブロックには、ブロックのタイトルとなる「見出し」を考えます。

例えば、【社長挨拶】ブロックの上部に、「地域のパートナーであり続ける!」とスローガンなどを強調して記載する部分が見出しです。

見出しがあることで、最も伝えたい内容を大きくアピールでき、サイトの閲覧者も分かりやすく理解できます。

 

■説明文

各見出しの下に、説明文を掲載すれば、webサイトの最もシンプルな構成の完成です。

さらに、この説明文の部分に、画像を追加挿入すれば、より視覚的に伝わりやすい構成にできます。

構成を考える際は、ポイント1とポイント2で明確になった伝えたい内容を、すべて箇条書きにしてみてください。

まとめられそうな内容を項目分けしていけば、どんなページにどんなブロックが必要か、構成に落とし込む作業を進められます。

 

 

この記事のまとめ

初めてホームページの原稿を考える際は、3つのポイントを順に整理していく方法がおすすめです。

  1. ホームページの「目的」を明確にする
  2. ホームページを「誰に見てもらいたいか」を明確にする
  3. ホームページの「基本的な構成」を理解する

ご多忙な経営者の皆様が、少しでもリラックスしてホームページ制作に向き合えるヒントになれば幸いです。

 

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