ホームページ制作に関する情報で「ターゲットを決めましょう」という言葉をよく目にしませんか?
「ターゲットって?」「なぜターゲットを決めるの?」「ターゲットってどうやって決めるの?」そんな疑問がわいてきますよね。
今回は、そんな「ターゲット」の疑問を分かりやすく解説していきます。
ターゲットとは
ホームページ制作で使われる「ターゲット」という言葉は、ホームページを見てほしいお客様像のことをさします。
たとえば、NHKのテレビ番組「おかあさんといっしょ」のターゲットは「就学前の小さい子ども」です。
ホームページ制作で最初にすることは、ターゲット、つまり「ホームページを見てほしいお客様像」を決めることです。
ターゲットを決める理由
初めてホームページ制作をするとき、たくさんのお客様に見てもらいたいので、さまざまな情報を載せてしまいがちです。
しかし情報が多すぎると、お客様は自分が知りたい情報を見つけるまでに時間がかかり途中で見るのをやめてしまいます。
ホームページ制作のときには、お客様がすぐに情報を見つけられるようにすることが大切です。
ターゲット、つまり「ホームページを見てほしいお客様像」を決める事によって、どんな情報を載せればよいかが明確になります。するとホームページ制作がスムーズに進みます。
それでは、もう少し詳しく解説していきましょう。
「どのようなコンテンツを作ればよいのか」が明確になる
ホームページの「会社案内」ページ、「お知らせ」ページ、「製品」ページなどの情報を「コンテンツ」といいます。
例えば、ベビー服を販売するホームページを制作するとしましょう。この時のターゲットは「0歳~1歳半位までの乳幼児を持つママパパ」となります。
そうすると、「乳幼児向けの洋服や身の回りの小物」「ママパパが便利な子連れお出かけグッズ」「赤ちゃんとママのお揃い服」などコンテンツの内容が決まってきます。
ホームページのデザインのイメージが決まってくる
お客様がホームページを見に来たときに、最初に目に入るのはデザインです。つまり、デザインは第一印象を決めるとても重要な役割といえます。できればお客様の心をつかむデザインにしたいですね。
例えば、先ほどのベビー服のホームページならどんなデザインをイメージしますか?
パステルカラーや白を基調とした配色で、かわいいイラストが添えてあると優しい雰囲気で安心感があり好印象です。
重要なホームページのデザインも、ターゲットを決めるとイメージがわきやすくなりますね。
ターゲットの設定方法
ターゲット、つまり「ホームページを見てほしいお客様像」を明確にして企業や製品の魅力を伝えることがホームページ制作では大切です。
どうすればターゲットを明確に設定することができるのでしょうか?
今までで一番よかったお客様をターゲットに想定してみる
今までのお客様で「こういう人にホームページを見に来てほしい」「こういう人をお客様としてもっと増やしたい」という人物を思い浮かべてみましょう。
例えば、先ほどのベビー服のホームページでターゲットをイメージしてみます。
20代後半の共働き夫婦で第一子を出産。保育園に預けながら仕事をしている。保育園で着替えが必要なのでリーズナブルで種類が豊富なベビー服や下着が必要。休日は家族で出かけるので、便利な子連れお出かけグッズなどがあるとうれしい。
いかがですか?
このようにターゲットを想定すると、ホームページに載せる情報が具体的になり、デザインもイメージしやすくなりますね。
この記事のまとめ
- ターゲットとはつまり「ホームページを見てほしいお客様像」のこと
- ターゲットを決める理由は、コンテンツやデザインを明確にイメージできるため
- ターゲットは、今までで一番よかったお客様を想定すると設定しやすい
いかがでしたか?
ホームページ制作でターゲットを明確にして、お客様が満足するコンテンツを作りましょう。